張本勲の強烈な渇!に対して江川紹子の刺激的渇!どちらの渇!が勝つか?「サンデーモーニング」にて

オウム真理教事件取材などで著名なジャーナリスト江川紹子さん(51)が18日、コメンテーターとして月イチ出演中のTBS系情報番組サンデーモーニング」の6月20日放送分に「出演できなくなった」と自身のツイッター(簡易ブログ)で明かした。5月23日放送の同番組内スポーツコーナーで球界の御意見番、張本勲さん(70)と“衝突”したのが原因という。張本さんの意見を全面的に飲んだというTBSに、江川さんが怒りの「喝」だぁ!!

タレント関口宏さん(66)の司会で、日曜午前のTBS看板番組となっている「サンデーモーニング」。中でもスポーツコーナーの「週刊御意見番」は球界の重鎮、大沢啓二さん(78)と張本勲さんが野球だけでなく、前週に起こった“名迷シーン”に「あっぱれ」と「喝」を入れる人気企画。問題の“衝突”はその中で発生した。



 江川紹子さんが18日に更新したツイッターなどによると、意見の食い違いがあったのは5月23日の放送だった。



 その前日22日のプロ野球セパ交流戦楽天Vs巨人(Kスタ宮城)で、楽天エース岩隈久志投手(29)が2点リードの七回、巨人・阿部慎之助捕手(31)に同点2ランを浴びた。これで岩隈がヨレヨレとなり、次の八回途中で3失点降板。結局、チームも逆転負けを喫したことに張本さんが「喝」を入れた。



 曰く「最後までマウンドを守るのがエース」「無責任」と岩隈を叱る精神論をぶったのだが、これに岩隈のファンという江川さんが、「え〜っ!? 途中降板もありでしょ…」のリアクション。この「え〜っ!?」に張本さんがマジギレ、番組終了後に「江川を番組に出すな」と番組スタッフに「喝」を入れたという。



 江川さんはツイッターで、出演予定だった20日のサンデーモーニングに出られなくなったことを報告。『TBSは、張本氏の主張を受け入れ、私を出さないと決めました。7月も同様の理由で出演できません』などと綴っている。



 また江川さんは、ここに至る経緯についても〔1〕当初TBSからは「無期限休養」の提案がなされ、結果2カ月になった〔2〕「スポーツコーナーだけ退席する」と提案したが、聞き入れてもらえなかった〔3〕20日に江川を出演させれば、自分が番組を降板すると張本氏が主張した〔4〕張本氏がTBSに「江川を出すな」と要求したのは、これが2度目−など舞台裏を洗いざらいブチまけた。



 江川さんは、こうした騒動の全容を明かしたことに「私のコメントを待ってくれている方への報告」「私が黙っていれば、また同じことが起こる」と説明。さらに、今回のTBSの対応については「非常に落胆しています」などと書き込んでいる。



 これに関してTBSは18日、サンケイスポーツの取材に「今後とも2人に出演してもらうため、江川さんには次の日曜日の出演を変更してもらいました」と回答した。どうやら冷却期間を置くようだが、張本さんの「喝」が強烈なら、江川さんの「喝」も刺激的。この問題が円満解決となればTBSに「あっぱれ」…!?