媚びない女優沢尻エリカがついに復活に向けて動き出す第一弾は「たかの友梨ビューティークリニック」のCMキャラクター

■奔放な発言や行動で昨年9月に所属事務所を解雇された女優、沢尻エリカ(23)が、今月から活動を再開させることが3日、分かった。このほど、夫のハイパー・メディアクリエーター、高城剛氏(45)と住むスペインに個人事務所を設立。約2年ぶりとなる仕事復帰の第1弾は、日本でエステテレビCMとなる。



 07年に映画の初日舞台あいさつで吐き捨てた「別に」の迷言が記憶に残る沢尻。媚びない女優がついに復活に向けて動き出した。



 沢尻の日本エージェントが3日夜、文書で「スペインに個人事務所を設立し、各国にエージェントを設けまして、より一層の幅広い活躍を目指したく存じます」と発表。16日午後5時にオフィシャルサイトを立ち上げるとしている。



 関係者の話を総合すると、沢尻は昨年暮れ、高城氏と共にスペインから帰国後、個人的な人脈を頼り仕事復帰に向けた活動を精力的に展開。その結果、今月中旬から全国のテレビで流れるエステティックサロンたかの友梨ビューティクリニック」のCMが仕事復帰の第1弾となる。

このCMは肌の露出をどれくらいにするかも含め、企画、発案も沢尻。コンピューターグラフィクスを使った斬新な映像になるという。4月ごろには高城氏の友人でロンドンに住む英国人カメラマンの撮影による写真集も発売する予定だ。ヘアヌードはなく、芸術的な写真が中心という。



 気になる本業の女優については、国内外を含め映画出演のオファーがすでに4、5本、来ている状態。米ロサンゼルスにもエージェントを設けており、どの映画に出演するかは沢尻自身が決める。ハリウッドデビューも視野に入れており、徹底したセルフプロデュースで新たな魅力を発揮することになる。 しかし、拠点はあくまでスペインの首都マドリード。日本円にして約20万円の賃貸マンションに住んでおり、各国のエージェントに来たオファーから仕事を選ぶスタイルを取る。「別に」発言のほか、事務所解雇の際には重大な契約違反があったとされた沢尻が、どう変わったか、または、変わらないのか。いずれにしても、注目を浴びるのは間違いない。



■女優・沢尻エリカ(23)が16日、都内ホテルでCMキャラクターを務める「たかの友梨ビューティークリニック」の記者会見に出席。07年9月以来2年半ぶりに公の場に姿を見せた。純白の“反省スーツ”で笑顔を振りまいたが、事前に報道各社に突きつけた取材に関する6カ条の誓約書については「(撤回)しません」と撤回を拒否。従来の“エリカ様”路線に変更はなかった。今後の芸能活動に波紋を呼びそうだ。





 深々としたお辞儀オーバーなほどの丁寧語で、お騒がせタレントからの転身をイメージづけようとした沢尻。しかし、“6カ条の誓約書”については「撤回しません」と強気を崩さなかった。

6カ条の要約

1.情報声明は正確に伝える。わい曲や誤解を招くことを避ける

2.情報を公開する前にその信憑性を十分確認し、根拠のない噂話は公開しない

3.一方的か屈辱的な表現や侮蔑表現を使わず、名誉棄損するようなコメントはしない

4.私生活やプライバシーにかかわる情報は許可なく公開しない

5.不正確、有害な情報を公開したら訂正する

6.私生活などを撮影した映像、画像は許可なく公開しない




 スペインの個人事務所から報道各社に届いたFAXが事実上、沢尻に不都合な報道は認めないとの誓約書に同意を求める内容だったため、物議を醸し、さらに注目を集めた仕事復帰会見たかの友梨氏は、週刊誌にCMでのヌード披露は“金欠が理由”と書かれ「部屋にこもりふさぎ込んだ」沢尻を心配し、スペインの事務所が勝手にやった“勇み足”とかばった上で「あとは本人の口から伝える」と告げた。



 しかし、会見では報道陣からの質疑応答はなく、本人も誓約書の話題には触れずじまい。会見終了後に記者が「撤回しないのか」と詰め寄ると「(誓約書は)想定してなかった。撤回はしない」と明言。「それでは(今後の活動は)厳しいのでは」といった質問が矢継ぎ早に飛んだが、表情をこわばらせ、関係者に抱えられながら、会見場を後にした。



 誓約書は、マスコミのみならず芸能事務所など業界全体の反発が大きく、今後の芸能活動に支障を及ぼす可能性が高い。16日開設された一般向けの公式サイトによると、現時点で決まっている仕事はファッション誌を中心にグラビアなど4誌だけ。サイト内で沢尻は「書面に関して意見や誤解があると聞く。自分の言葉でしっかり発言して、考えをきちんと伝えたい」と記したが、会見では誓約書などについて自分の言葉で明確な説明はなかった。



 沢尻は今後、現在住んでいるオーストラリアと夫でマルチクリエイターの高城剛氏(45)の拠点であるスペイン、そして日本を行き来する生活になる。「別に」騒動などで日本では当面、仕事のオファーは少ないとみられる。一方で、短期留学で英語を学んだように、高城氏の影響もあり、海外での映画出演を目指しているとされる。


沢尻 エリカ youtube

★沢尻 エリカ(さわじり エリカ、1986年4月8日 - )は、日本の女優、歌手。東京都出身。身長160cm。



2009年9月末日までの所属事務所はスターダストプロモーション。現在、スペインの個人事務所「エル・エクストラテレストレ」に所属。



日本人の父とアルジェリアフランス人の母を持つハーフ。名前のエリカはツツジ科のエリカに因んだ本名。かつてはKaoru Amane、ERIKA名義で歌手活動もしていた。所属事務所との契約解除後、芸能活動を休止していたが、2010年スペインに個人事務所「エル・エクストラテレストレ」を設立し芸能活動を開始する。
キャラクター

人物像

さばさばとした性格で、本人も自らを男っぽい性格と語っている。



元々は天然パーマで、『ニコラモデル時代の初期の写真はクルクルヘアーだった。当時掲載されたプロフィール紹介において、自分の好きな所と嫌いな所は何か?という質問に「嫌いなとこも好きなとこも天然パーマなところ」と答えている。



2006年頃から地上波、BS、CS含めテレビ番組を一切見ない生活をしている。家のテレビにはアンテナ線を繋げておらず、DVD観賞用モニターとしてのみ使用している。



自分のいいところはごきげんなところで、ダメなところは、飽きっぽいところと熱しやすく冷めやすいところ。好きな言葉は「ありがとう」で、嫌いな言葉は「がんばれ」。



アイドル時代の夢は女優かヘアメイクアーティストになることだった。今でも写真、CM、舞台挨拶などでのメイクはほとんど自分でする。



その振舞いから「エリカ様」「女王様」と一部メディアが呼称している。



夫の高城剛とは、交際が始まる以前の2006年3月29日にトルコ一緒に皆既日食を見ている。2008年8月1日にはロシア中央アジア部にある構成共和国のひとつアルタイ共和国の山奥に2人で皆既日食を見に行った。皆既日食が終了しダイヤモンドリングが現れた瞬間に、高城からプロポーズされたという。沢尻によれば「日食は私たちにとって特別なもの。今年も奄美に見に行くの」。その言葉通り、2009年7月22日に夫婦で皆既日食帯に入る奄美大島北端に行ったが、曇天で太陽を望むことはできなかった。



仕事

女優としてのポリシーは、まず脚本を読んで、その役をイメージできるかが重要で、イメージできればやるし、できなければやらない。役に入っているときは集中するので、そのあと休暇をとって「役落し」をしないと次の作品に入れない。



生活・趣味・家族

父は日本人で、母はアルジェリアフランス人ハーフで、3人兄妹の末っ子である。父親はエドノコバン他、16頭の競走馬を所有していた馬主だったが、中学3年の時に癌で死去。母親は以前、地中海レストランを経営。店には沢尻のポスターが貼ってあり、沢尻も時々店を手伝っていた。このレストランは営業を終了している[8]。次兄は高校1年の時に交通事故で死去。長兄は元俳優。家族ととても仲が良く、沢尻は「“大切”という言葉では表現しきれないほど強い力で結ばれている」と語っている。ドラマや映画の撮影後は家族旅行に出ることが多く、『タイヨウのうた』撮影後は家族で沖縄旅行へ行った。



今まで生きてきた人生の中で、忘れることができない一冊の本として、木内鶴彦著の「生き方は星空が教えてくれる」をあげている。



父親の影響もあり、小さいころから馬に親しみ、乗馬が得意である。ダンスを習っていたことがある。また、音楽は「好き」というレベルではなく、生きていくために欠かせない一部である。



その他

ネットや雑誌などで噂になった「沢尻会」の存在は完全否定している[11]。また、噂のもう一方の当事者である長澤まさみを自身のラジオ番組ゲストに招いて歓談する様子が放送されている。



映画『クローズド・ノート』で万年筆に貢献したとして、万年筆大使に選ばれた。

沢尻エリカ公式サイト
http://www.erikatokyo.jp/
タイヨウのうた雨音薫役
http://www.kaoruamane.com/

受賞歴

第29回 日本アカデミー賞 新人俳優賞、話題賞俳優部門(『パッチギ!』)

第79回 キネマ旬報 ベストテン新人女優賞(『パッチギ!』『阿修羅城の瞳』『SHINOBI』)

第18回 日刊スポーツ映画大賞 最優秀新人賞(『パッチギ!』)

第30回 報知映画賞 最優秀新人賞(『パッチギ!』)

第27回 ヨコハマ映画祭 最優秀新人賞(『パッチギ!』)

第15回 東京スポーツ映画大賞 最優秀新人賞(『SHINOBI』『パッチギ!』)

2006年度 エランドール賞 新人賞(『1リットルの涙』、『パッチギ!』)

第43回 ゴールデン・アロー賞 新人賞(『1リットルの涙』、『パッチギ!』)