ジェシカ・シンプソンが英国の雑誌マリ・クレール」の表紙にすっぴんのまま登場しノーメイクとは思えない美しさを披露

女優ジェシカ・シンプソンが、英国の雑誌「マリ・クレール」の表紙にすっぴんのまま登場し、ノーメイクとは思えない美しさを披露している。



 ジェシカは、かなり太ってしまたことが話題になっても「体型は気にしないわ。好きなものを食べるの」と発言したり、人前で平気でおならをしたりと、自然体。しかし、そんな女優ぶらないところが、人気を集めている。今回、雑誌「マリ・クレール」は、「ナチュラルビューティー」をテーマにしており、普段から「ナチュラルなままが好き」と公言しているジェシカに白羽の矢が立ったようだ。もちろんジェシカも、自分の鼻が高過ぎると感じたり、身長が約155センチと意外にも小柄なため、もう少し背が高ければと思ったりするそうだが、「キスするときに、鼻がぶつかってしまうのも楽しいと思えばいいし、ドレスも自分がかっこよく着ることができるものを選べば気にならないわ」と自分に自信を持って前向きに考えることが大切と考えているそうだ。



 雑誌ですっぴんを披露したジェシカだが、今後は「化粧をして常に美しくしなくてはいけない」という、強迫観念にとらわれた人々に向けたドキュメンタリー番組にも出演する予定とのこと。


ジェシカ・シンプソンJessica Simpson, 本名:Jessica Ann Simpson, 1980年7月10日 - )はテキサス州ダラス生まれのシンガーソングライター。J.J.ピアース高等学校中退(後にGEDを修得)。身長161cm。父は南部バプテストプロテスタント)派の牧師、母ティナは元日曜学校の教師、妹アシュリー・シンプソンは姉と同じくシンガーソングライター。



キャリア前の生活

幼い頃からシンガーソングライターに憧れていたジェシカは12歳より教会の聖歌隊ゴスペルを歌い始め、同時期にミッキー・マウスクラブオーディションに参加したが、本番で緊張してしまい不合格に。 その後インディーズクリスチャンレーベルと契約するが、このレーベルが後に倒産してしまう。 夢を諦めかけていたその時、祖母のジョイスが資金を出す形でデモアルバムを制作。高校を中退し、アルバムのプロモーションで父と各地を回るようになる。地道な努力のかいあって、アルバムは完売になった。



その後専門の弁護士をつけてレコード会社各社を回り、いくつものレーベルからオファーがくるようになる。そんな中、ソニー・ミュージックの社長トミー・モトーラと出会い、彼の前で歌声を披露、そして即契約へ。ジェシカはこの時、モトーラの「君はこれからその心と歌声で世界を変えていくんだ」という言葉に感動し、契約を決めたという。



キャリア

1999年

「21世紀のマライア・キャリー」のキャッチコピーで大々的に売り出され、持ち前の歌唱力を活かしたバラードナンバー"I Wanna Love You Forever"でデビュービルボードHOT100において最高3位を5週連続に渡って記録する大ヒットとなり華々しいキャリアを飾る。そして、その後1stアルバム『Sweet Kisses』をリリース。まだ見ぬ未来の夫に捧げたという"Heart Of Innocence"では作詞にも参加し「結婚するまで純潔を守る」と発言し話題をさらった。

2000年

ポップな"I Think I'm In Love With You"や、死を題材にしたバラードナンバー"Where You Are"(当時の恋人ニック・ラシェイとのデュエット)が、1stアルバム『Sweet Kisses』からシングル化され様々な魅力をアピールする。その結果、アルバムは最高25位ながら地道にロングヒットを続け全米で200万枚、世界で400万枚近い売り上げを記録し大成功を収めた。

2001年

2ndアルバム『Irresistible』をリリース。ダンスR&Bテイストを取り入れたこのアルバムは全米で最高6位を記録し100万枚近くを売り上げた。このアルバムはジェシカをブリトニー・スピアーズのような存在にしたいというレコード会社の方針に沿って作られたアルバムだったが後にジェシカが「それは自分らしくなかった」とも語っている。アルバムのラストには本人が人生の一部だと語るゴスペルスタンダードナンバー"His Eye Is On The Sparrow"を収録。

2002年

人気ボーイズグループ98°のメインボーカル、ニック・ラシェイと結婚。2人の出会いは1999年にジェシカが98°のツアーオープニングアクトを務めた時までさかのぼる。

2003年

結婚後初となる3rdアルバム『In This Skin』をリリース。アメリカチャートで初登場10位を記録。シンプルでマイルドなバラードが多く収められ、アルバムのソングライティングにも積極的に自身が参加しありのままのジェシカ・シンプソンを表すような一枚となった。

過去2作のアルバムは曲制作にはあまり関与していなかったため、今回のアルバムに対するリスナーの反応にプレッシャーを感じていたが結果は大成功となる(後述)。

夫のニックとの新婚生活を描いたMTVのリアルバラエティ番組『“Newlyweds”』が放送開始された。

2004年

昨年から始まったリアル・バラエティ番組『“Newlyweds”』が特大ヒットとなり一時期影が薄くなりかけていたが、ここにきて再ブレイク

本業の音楽のほうも『In This Skin』からのシングル"With You"(番組とリンクしたミュージックビデオになっている)が大ヒットし、1度圏外になったアルバムもみるみるうちにランクアップし最高2位を記録。全米だけで300万枚以上を売り上げるキャリア最大のヒット作となった。

11月にはクリスマスアルバム『Rejoyce:The Christmas Album』をリリース。このアルバムはクリスマス大好きだった亡くなった祖母のジョイスにちなんで名づけられたタイトルで本人の思い入れも強いアルバムとなった。夫のニック・ラシェイとのデュエット曲や、この年に歌手デビューした妹のアシュリー・シンプソンとのデュエット曲も収録。
2005年

女優デビューとなる初主演映画『The Dukes Of Hazzard』が公開され全米で興行収入1位を記録する大ヒットを記録。ジェシカによる主題歌"These Boots Are Made For Walkin'"(ナンシー・シナトラカバー曲)もヒットと順調にキャリアを積んでいく。

11月に夫ニック・ラシェイとの破局を発表。離婚へ向けて動き出した。リアリティ番組『“Newlyweds”』で人気を集めたカップル破局は全米中に衝撃を与えた。婚姻生活は約3年だった。離婚の原因については様々な憶測がされていて真相は定かではない。

2006年

前作から3年ぶりとなる4thアルバム『A Public Affair』をリリース。このアルバムはソングライター、そしてプロデューサーとしてもジェシカ自身が大きく関わった意欲作となった。先行シングルとなった"A Public Affair"はマドンナ名曲"Holiday"を彷彿させるポップソングで、ミュージックビデオにはクリスティーナ・ミリアン等の同業者が友情出演し話題となる。しかしアルバム発売前後に喉を痛めてしまい充分なプロモーションを出来なかった影響や、離婚によるイメージダウンもあってか売り上げは前作より大幅に減少した。

2007年



アメリカシンガーソングライターであるジョン・メイヤーとの交際が話題になったが数ヶ月破局。その後、米プロアメリカンフットボール選手であるトニー・ロモと交際を開始。

4thアルバム『A Public Affair』を全米のリリースから数か月遅れてイギリスドイツ等のヨーロッパ圏でもリリース。

2008年

5thアルバム『Do You Know』をリリース。今作はカントリーミュージックを基調とした作品になっている。ジェシカは以前よりカントリーを歌う事を希望しておりそれが叶う事になった。「カントリーは自分の魅力を最大限に出せる」とも発言。見事、全米とカナダのカントリーアルバムチャートで堂々の1位を獲得した。

2009年

デビュー10周年。

激太り等ゴシップの話題ばかりが先行。

“The Price Of Beauty”という世界の美をテーマにしたリアリティー番組を計画。その企画で久々の来日も果たした。

Discography



映画

デュークス・オブ・ハザード The Dukes Of Hazzard (2005) 興行収入1位を記録

めざせ!スーパーの星 Employee Of The Month (2006)

ジェシカ・シンプソンワーキングブロンド Blonde Ambition (2007)

ジェシカ・シンプソンミリタリー・ブロンド Major Movie Star (2008)

愛の伝道師 ラブ・グル The Love Guru (2008) カメオ出演

雑記

音楽性

伸びやかに突き抜ける声、迫力のある声量が魅力。

影響を受けたシンガーにはマライア・キャリートニー・ブラクストンシャナイア・トゥエイン等を挙げている。

ドラマティックバラード大好きで自身の楽曲にもそういったものが多い。ポップ以外にはカントリーやR&Bを好む。

初期の頃はダンスも披露していたが本人曰くあまり得意では無いらしく近年ではダンスは全くしていない。ジェシカのダンスは『I Think I'm In Love With You』『Irresistible』『A Little Bit』『These Boots Are Made For Walkin』のミュージックビデオ等で見る事ができる。

発言

リアリティー番組『Newlyweds』でChicken of the Seaというブランドツナ缶を見て「これは海にいる鶏の肉なの?」[1]と発言して大きな話題を呼んだ。

ナイキショップで「アディダススウェットはどこ?」と聞くなどの天然発言が多い。

トニーモロ破局した後、受けたインタビューで「トニー・ロモにプレゼントした高価なボート、あれを彼にあげたままなのは悔しいですね。取り返さないんですか?」と聞かれた際に「いいの、私はインディアン・ギヴァー(Indian giver)じゃないわ。」と答え、問題となる。“インディアン・ギヴァー”は「見返り欲しさに贈り物をする人」という意味であり、その昔ヨーロッパ系人種に見返りを求めて贈り物をしていたネイティブ・アメリカンに由来する言葉であるため、当然ネイティブ・アメリカンらに差別的な発言と受け取られ反感を食らった。しかし、ネイティブ・アメリカンコミュニティフォーラムで「彼女の言葉についてあれこれ議論するなんて、バカバカしくありませんか?」という意見が飛び出し、この問題は自然と終息へと向かった[2]。

その後、報道陣に釈明を求められ「I Am Indian, alright?(私はインディアン、分かった?)」と発言したが、この発言の真相は不明

他歌手との関係

ブリトニー・スピアーズクリスティーナ・アギレラの二人と年齢が近くデビュー時期的にも同期のため比較される事も少なくない。因みにクリスティーナ・アギレラに熱烈的なファンレターを出した事がある。それを受け取ったクリスティーナはとても喜んでいた。

ブリトニー・スピアーズは歌ではなく性を売り物にしている」と批判した事があるが、「人気絶大のブリトニーに憧れを持っていた」といったような発言もいくつかしており、基本的にはブリトニーに好意を持っているようだ。

シンガーソングライターのジュエルファンでもあり、ステージで共演した事がある。因みに3rdアルバムの『In This Skin』はジュエルの影響を受けている。

恋愛

敬虔なバプテスト純潔運動家と知られ、一時期はヴァージンカミングアウトしていた。

元夫は98°のリーダー、ニック・ラシェイ。

アメリカの歌手ジョン・メイヤーと交際していたが8ヶ月程で別れた。ジョン・メイヤーメディアに向け「ジェシカは素晴らしい女性です」と発言した事もあったが、別れはかなり険悪だったようだ。

米プロアメリカンフットボールダラス・カウボーイズのQPトニー・ロモと交際していたが、2009年、ジェシカの誕生日の前夜に口論となり破局