時代劇「善徳(ソンドク)女王」の主演女優イ・ヨウォン「一国の王になったら女性が生きやすい国を作ります」と語る

 BSフジ放送中の韓国時代劇「善徳(ソンドク)女王」(木曜後7・0)の主演女優、イ・ヨウォン(30)が、都内でサンケイスポーツの単独インタビューに応じた。朝鮮史上初の女統治者善徳女王の波乱の生涯を描いた物語。主人公のトンマン王女(後の善徳女王)を熱演したヨウォンは「驚くくらい強い強い女になれました」と笑顔。さらに、「もし一国の王になったら女性が生きやすい国を作ります」と大きな野望!?も明かした。



 1メートル71の長身に、小顔で色白の清純派美人。ヨウォン演じるトンマン王女は、妖婦ミシル(コ・ヒョンジョン=39)との権力争いに勇敢に立ち向かう意志の強い女性として知られるが、「ボーイッシュで活発で強いトンマンは私に似ている。共演者や時代劇の経験者の方々にいただいた助言を参考にしながら、私流のトンマンを作り上げました」と役作りにさほど苦労はなかったようだ。



 「善徳−」は、7世紀の新羅を舞台に、善徳女王が、“女の権力争い”を経て平和を築くまでの波瀾万丈な生涯を描いた全62話の歴史超大作。韓国では昨年5月に放送され、500人のエキストラや6億円野外セットなど破格スケールが話題となり、視聴率40%以上をキープ。日本では昨年10月からBSフジで放送され、王女でありながら平民として育つ過酷な人生や、主人公を陰で支える魅力的な俳優陣などが功を奏し、12日付TSUTAYA週間ランキングのDVDレンタルアジア部門で同作の5、6、7巻が1〜3位とトップ3を独占するなど韓流ブーム中核を担っている。







 長丁場の撮影の中で、一番苦労したのは戦闘シーン。体重は3キロも落ちたといい、「特に男装して泥沼で戦う場面は体力的に限界があった。でも周りが男扱いすると男になった気分になれて。自分も驚くほど強い強い女になれました」。



 キリッとした顔立ちでりりしくほほえむ姿はまさに女王そのもの。



 「実際に一国の女王になれたら? 女性が生きやすい国を作ります。必ず」と大笑い。理想の女性像は「韓国で良妻賢母の鏡といわれる申師任堂シン・サイムダン)のような古風で賢明な女性」。現在、1児の母でもあるが、「自身は良妻賢母?」の問いは、笑ってかわした。



 15日にはトンマンが王女になる決心をする重要なシーン(第25話)の放送が控えるが、「毎回違ったエピソードスリルあふれて興味津々な物語が展開されます。日本の方々には、オム・テウンさん、キム・ナムギルさんをはじめ、韓国のすてきな男優さんが盛りだくさん出てきますので、そこも楽しんでいただけたら」とPRした。

善徳女王 DVD-BOX II <ノーカット完全版>

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善徳女王 イ・ヨウォン来日インタビュー  youtube

★ イ・ヨウォン (LeeYoWon. 이요원)  

区分 l タレント、女優

生年月日 l 1980年 4月 9日



身長: 170Cm、体重: 48Kg

得意料理: キムチピラフとトッポッキ

好きな間食: トッポッキーと小豆氷水

薦められる習慣は: 毎日日記を書くこと



趣味/特技 l 音楽鑑賞

学 歴 l 檀国大学演劇映画学

デビュー l 1997年 芸能人キャスティング大会



イ・ヨウォンの代表

ドラマ

『学校2』(99/KBS)、『コッチ』(00/KBS)、『青い霧』(01/KBS)、『純情』(01/KBS)、『大望』(02/SBS )、『ファッション70s』(05/SBS)、『外科医ポン・ダルヒ』(07/SBS)、『悪い愛』(07/KBS)、『善徳女王』(09/MBC)



【映画】

[映画]

2007年『光州5・18』

2005年 『クァンシクの弟クァンテ』

2002年 『サフライズ、アフリカ

2001年 『猫をお願い』

1999年 『アタック・ザ・ステーション(ガソリンスタンド襲撃事件)』

1998年 『男のかおり』

[受賞経歴]

第22回青竜映画祭新人賞

第9回春史映画祭女優演技賞

2001KBS演技大賞人気賞



韓国女優イ・ヨウォンは、高校2年生の時に芸能人キャスティング大会で大賞を受賞し、芸能界デビュー。2000年のKBSドラマ『コッチ』では、ウォンビン演じるソン・ミョンテに付きまとう女子高生役を熱演、翌年KBSドラマ『蒼い霧』で感情豊かな演技で人気を博した。最近ではSBSドラマ『外科医ポン・ダルヒ』のヒロインを熱演し人気を不動のものにし、彼女が出演した映画『光州5・18』は、歴代韓国映画興行トップ10入りを記録した。また、イ・ヨウォンは清楚で可愛らしいイメージが漂うが、プライベートでは一児の母でもある。



イ・ヨウォンはドラマで人気絶頂を走るようになった。彼女はでミョン・セビンの幼年時代を演じて映画デビューし、で初主演を預かった。この映画で青竜映画祭新人女優賞を受賞した。イ・ヨウォンは現在、檀国大演劇映画科に在学中で97年ヒガロという雑誌を通じてモデル生活を始めた。その後、数多くのファッション雑誌のモデルとして活躍した。



聖日女子高校2年に在学中だった97年末、芸能人キャスティングコンベンション「ユマーエンタープライズ」で大賞を受けながら芸能界にデビューした。以後98年、STVとに出演したがではバックダンサーを夢見る末っ子を演じ、KBS 1TV週間シチュエーションドラマとでは自己主張の強いフェミニスト役を預かって男子生達を圧倒させた。



KBS 2TV週末劇ではウォン・ビンに付きまとう女子高生役を預かり、で成熟した涙演技まで見せてくれた。映画ではユ・オソンの暴行におびえる紅一点のアルバイト生で熱演し、それから016パーソネットCFについで広告界とTVドラマで株価を高めている。



次期作にはシン・ハギュンと共演するロマンチックコメディが封切りを控えている。