鳩山は首相の器ではなかった。

 鳩山由紀夫首相は2日、民主党の緊急両院議員総会で、「政治とカネ」の問題や米軍普天間飛行場沖縄県宜野湾(ぎのわん)市)移設をめぐる混乱の責任をとり退陣すると表明した。同じく「政治とカネ」の問題を抱える小沢一郎幹事長にも辞任を要請し了承されたことも明かした。民主党は4日の両院議員総会で新代表を選び、同日中の衆参両院での首相指名選挙を経て、7日にも新政権を発足させる。後継の最有力候補と目される菅直人副総理財務相は2日、鳩山首相と会談し、党代表選への立候補を伝えた。



 鳩山内閣は昨年9月の発足後、わずか8カ月半での退陣となった。



 退陣表明を受け、民主党役員会は小沢氏ら全役員の辞任を決めた。新代表の下での新執行部発足まで党代表選を含む党務にあたる。16日までの国会会期延長せず、参院選は予定通り、「24日公示、7月11日投開票」の日程で実施する。



 菅氏は首相との会談後、記者団に「代表選立候補の決意を伝えた。国民が民主党政権に期待したことをしっかりと引き継ぐ」と語った。民主党の各グループは2日、相次いで会合を開き今後の対応を協議した。



 首相は2日夕、記者団に対し、次期衆院選には出馬しないと表明した。



 首相は5月31日の小沢氏、輿石東参院議員会長との会談で退陣の意向を伝え、1日の再会談で「私も辞めるが、一番求められているのは政治とカネにおけるクリーンさだ。クリーンな民主党に戻すため、幹事長にも身を引いてほしい」と要請したことを明らかにした。小沢氏は「わかった」と応じたという。



 首相は両院総会で「政権・与党のしっかりした仕事が国民の心に映っていない。国民が徐々に聞く耳を持たなくなった。私の不徳の致すところだ」と述べた。北海道教職員組合北教組)幹部らの公選法違反事件を抱える小林千代美衆院議員にも議員辞職を求めた。



 鳩山首相をめぐっては、普天間問題の日米合意で社民党が連立を離脱。内閣支持率は2割台を切った。参院選で苦戦必至となり、参院民主党を中心に「鳩山降ろし」が表面化した。



 鳩山氏は昨年8月の総選挙で勝利し、同年9月の首相指名選挙で第93代、60人目の首相になった。直近3代の自民党政権の安倍晋三福田康夫麻生太郎の各首相は約1年で退陣したが、鳩山首相はさらに短命となった。


一言

「国民が徐々に聞く耳を持たなくなった」



とほざいているが公約を破っておいて「政権・与党のしっかりした仕事」などとよく言えたものだ。



要は鳩山は首相の器ではなかったということである。



そして犬猿の仲の「小鳩」政権は長持ちしないのは当然の結果である。



次は「菅」であろうがたたけば誇りが立つであろう。



かって病原性大腸菌O157カイワレ大根犯人説を唱え業者をすべて廃業に追いやった張本人であ



る。裁判では「合理性のある判断だが情報の公開には問題あり」となっている。