堀ちえみ「もう結婚なんか2度としません。仕事を一生懸命頑張る」涙の離婚会見
タレントの堀ちえみ(43)が、雑誌編集者の夫と離婚していたことが12日、分かった。堀は、前夫の医師と平成11年に離婚。翌年、雑誌編集者の夫と結婚した。堀は前夫との間に3人の子供がおり、再婚後も2人の子供をもうけ、タレント業と子育ての両立に取り組んできた。
タレントの堀ちえみが12日夕、都内の松竹芸能東京支社で会見を行い、10年間連れ添った夫と今月10日に離婚したことを報告した。現在、四男一女の母親でもある堀は、今回が2度目の離婚。親権は堀が持つが離婚に際しての条件などは特に無く、今後も子供のことを考えて自身および子供全員は前夫の姓を名乗り生活していくという。およそ30分間の会見で時折、涙をぬぐった堀は、1年半前から別居していたと認めた上で「何とか修復したかったが、一部マスコミが(別居情報を)得て、これ以上マンションの住人や両親たちに迷惑をかけられず(9日の)深夜に電話、10分で(離婚が)決まりました」と明かした。報道陣からは“再々婚”の可能性も聞かれたが、これには「もう結婚は考えたくない。仕事を一生懸命頑張る」とした。
これまでの活動を振り返る、堀ちえみの写真付きプロフ(オリコン芸能人辞典)
カメラ10台以上、40人近い報道陣を前に堀は「(9日深夜に離婚を決めて)翌朝、実父が離婚届を取りに行き提出しました」。フリーの雑誌編集者となった前夫が、自宅近所に構えた事務所で寝泊りすることが増える中、堀もタレント業や講演活動が多くなったことですれ違いが増え、それを修復するにも時間がなかなか確保できなかったようだ。夢を追う夫と、必死に5人の子供を養う妻……。1年半前から別居して冷却期間をおきながら修復の道を探った堀だったが、「(彼の考えに)ついて行ってあげられなかったのは、私の至らなかったこと。小さなズレが積み重なりましたね」と振り返った。
子供が前夫に会いたい場合については大きな障害はないといい「私たちの生活は、何ら変わらない。(ちゃんと結論が出て)彼には感謝しています」(堀)。また、夫婦での“収入格差”が離婚の一因になったのでは? という声には「夫は、気にしていなかったと信じたいですね…」と言葉少なめに答えた。最後には「(2回の離婚で)人間的にもうダメじゃないかと…そこが情けないですよね」と苦笑いし、今後は授かった5人(の子供)との生活を第一に「一生懸命頑張りたい」と力を込めた。
10代の頃に『第6回ホリプロスカウトキャラバン』で優勝した堀は、80年代にアイドルとして活躍したが人気絶頂期に電撃引退。その後一時は芸能界を離れるも、近年は“ママさんタレント”として居住地でもある地元・関西の情報番組を中心に活躍している。今春には「結婚して以来、本格的なレギュラー出演は久しぶり」(関係者)という、ゴールデンタイム放送の民放ドラマにも出演。昨年には20数年ぶりに映画出演を果たすなど、徐々に女優業も本格化してきた。
★堀 ちえみ(ほり ちえみ、1967年2月15日 - )は、日本の歌手、女優、タレント。本名、加藤 智栄美(かとう ちえみ)。旧姓の「堀」は所属していたホリプロとは関連がない。
大阪府堺市東区出身。アイドル時代はホリプロ所属、現在の所属事務所は松竹芸能。帝塚山学院小学校、帝塚山学院中学校を経て堀越高等学校卒業。血液型はB型。
来歴
1981年に開かれた第6回ホリプロタレントスカウトキャラバンの優勝をきっかけとして芸能界入り。
1982年に「潮風の少女/メルシ・ボク」で歌手デビュー。同期デビューは、小泉今日子、三田寛子、松本伊代、早見優、中森明菜、石川秀美、薬師丸ひろ子、原田知世、白石まるみなど。
1983年にTBSで放送されたドラマ『スチュワーデス物語』(大映テレビ製作、原作深田祐介) の主演で脚光を浴び、「教官!」「ドジでノロマな亀」のセリフは当時の流行語になり、翌1984年に新語・流行語大賞にノミネートされ、大衆賞を受賞する。
アイドル絶頂期の1987年3月、20歳になったときに電撃引退。大阪に帰り両親が営む喫茶店を手伝い、医師と結婚し3児をもうける。芸能界復帰のため春やすこの口効きで1989年に松竹芸能に所属する。
1997年10月 - 1998年3月放送のNHK連続テレビ小説『甘辛しゃん』では日本酒醸造所のスタッフの役で、『スチュワーデス物語』の教官役・風間杜夫と再共演を果たした。
1999年、医師と離婚。
2000年、雑誌社勤務の男性と再婚。2児をもうける。
2005年、大阪(9月17日)・東京(9月24日)で行われた18年ぶりのソロコンサート『青春の忘れ物』でタップダンスを披露した。東京公演ではゲストの中村あゆみと中村の代表曲「翼の折れたエンジェル」のコラボレーションも披露した。また、この年には『うたばん』(TBS)の企画「うたばんスター誕生」にて早見優、松本伊代とともにキューティー★マミーを結成した。
2006年6月13日よりサントリーCM『なっちゃん』の「CA〜機内サービス篇」「CA〜歩行訓練篇」において、新米客室乗務員(CA)堀北真希を指導する先任CA役として出演し、かつて主演した『スチュワーデス物語』のその後の姿を彷彿とさせるキャラクターを演じた。
2007年11月25日放送のフジテレビ系列『ウチくる!?』にメインゲストとして出演。11月6日の番組収録後には『スチュワーデス物語』の訓練生仲間であった春やすこのほか、白石まるみ・松岡ふたみとの約10年ぶりの同窓会が行われた。
2007年11月には大阪Big Cat(13日)・東京duo MUSIC EXCHANGE(23日)でデビュー25周年記念ライブ『君といる世界』を開催。初めてのライブハウスでの公演となった。
2009年には、SHIBUYA‐AXでバースデーライブを開催、夏には23年ぶりの映画出演となる『色即ぜねれいしょん』が公開となり、活動の幅をますます広げている。
2010年4月、『スチュワーデス物語』以来のTBSドラマ『ヤンキー君とメガネちゃん』に出演。また初のレシピブック『堀ちえみの子どもとたのしく パパッ!と母ごはん』が発売となり、5児の母ならではの時短レシピやお手軽メニューを紹介している。ちなみにこのドラマでは元スチュワーデスの設定で出演している。
2010年6月、関西ローカルで生放送されている情報番組「ちちんぷいぷい」で落語家の桂南光が、 「AKB総選挙」について「これは、えげつない商売やで」「宗教とかね」などと批判した際に、必死になって話を遮りAKB商法を擁護した。
2010年6月、雑誌社勤務の男性と離婚。本名の姓は加藤のままである。
人物
元タレントの堀美矢子は実妹。ちえみと美矢子の間にいるもう一人の妹・堀一美は元近鉄バファローズ・横浜ベイスターズ外野手で今は横浜2軍湘南シーレックスのコーチである中根仁夫人。モデルの堀恵子はいとこ。恵子の夫は元ヤクルトスワローズ・中日ドラゴンズ投手の川崎憲次郎で、川崎とは義理の親戚関係にあたる。
長らく「仕事馬鹿」を自認し家事と仕事以外では外出しないようなタイプの無趣味に近い生活を送っていたが、最近は長女・四男との劇団四季のミュージカル観劇が週末の趣味になっている模様。
受賞
第6回ホリプロタレントスカウトキャラバン グランプリ受賞(1981年08月19日)
第1回メガロポリス歌謡祭 新人部門賞(1982年07月02日)
ABC82年歌謡新人グランプリ アイドル賞:待ちぼうけ(1982年10月5日)
第12回銀座音楽祭 金賞:待ちぼうけ(1982年10月7日)
第8回あなたが選ぶ全日本歌謡音楽祭 優秀新人賞:待ちぼうけ1982年秋)
第15回新宿音楽祭 銀賞:待ちぼうけ(1982年10月14日)
第9回横浜音楽祭 新人賞(1982年10月20日)
第9回FNS歌謡祭 優秀新人賞:とまどいの週末(1982年12月21日)
第24回日本レコード大賞 新人賞:待ちぼうけ(1982年12月31日)
第9回あなたが選ぶ全日本歌謡音楽祭 金賞:夕暮れ気分(1983年秋)
第25回日本レコード大賞 ゴールデンアイドル賞:夕暮れ気分(1983年12月31日)
第3回メガロポリス歌謡祭 ポップス部門:東京Suger Town(1984年7月6日)
第10回あなたが選ぶ全日本歌謡音楽祭 金賞:東京Suger Town(1984年秋)
流行語大賞 流行語部門・大衆賞:「教官」スチュワーデス物語劇中の台詞(1984年12月1日)
第11回FNS歌謡祭 優秀音楽賞:クレイジーラブ(1984年12月18日)
第35回NHK紅白歌合戦 紅組:東京Suger Town(1984年12月31日)