7/17日九州北部や四国、中国、近畿、東海、関東甲信、北陸の各地方が梅雨明け

梅雨明けが17日、九州北部から関東甲信北陸にかけて発表され、神奈川県鎌倉市由比ガ浜には海水浴客がドッと繰り出した。



 夏本番の強い日差しが照りつけ、横浜が32度の真夏日となるなど気温が上がり、ビーチパラソルが花のように咲いた。



 神奈川県内すべての海水浴場はこの夏から、全国で初めて条例で禁煙となった。3連休の初日となった砂浜で、家族連れや若者らが水の感触を思い思いに楽しんだ。



 連休中、西日本から関東地方の広い範囲で晴天が続く見込み。


気象庁は17日、九州北部や四国、中国、近畿、東海、関東甲信、北陸の各地方が梅雨明けしたとみられると発表した。



 四国は平年並みだが、九州北部は平年より1日、近畿は2日、中国、東海、関東甲信は3日、北陸は5日それぞれ早い。



 九州南部は局地的に強い雨が降っており、梅雨明けを見送った。これまでに沖縄、奄美が梅雨明けしており、九州南部と東北を除き、広い範囲で一気に梅雨が明けた。



 気象庁によると、17日は各地とも高気圧に覆われて晴れ間が広がった。向こう1週間、気圧の谷などの影響で雲の多い時期もあるが、おおむね夏空が広がる見込み。



 今年の梅雨は全般的に降水量が多めで、徳島は平年の約2倍の453・5ミリ、山口、岐阜もそれぞれ約1・9倍に上った。関東は平野部を中心にまとまった雨が少なかった。



 梅雨期間中の主な地点の降水量は福岡639・5ミリ(平年375・5ミリ)、松山442・0ミリ(同279・9ミリ)、広島567・5ミリ(同341・6ミリ)、大阪410・0ミリ(同256・8ミリ)、名古屋425・5ミリ(同278・1ミリ)、東京159・0ミリ(同216・4ミリ)、新潟202・5ミリ(同207・0ミリ)