日本女子バレー、2セット先取するもブラジルに逆転負けで決勝進出ならず

日本、決勝進出ならず 世界ランク1位のブラジルに惜敗

バレーボールの女子世界選手権は13日、東京で準決勝試合が行われ、日本は北京五輪覇者で世界ランク1位のブラジルと対戦。2−3で敗れ、3位決定戦へまわることになった。日本はあす14日、銅メダルをかけて米国と対戦する。



 日本は第1セット、一進一退の攻防を繰り返しながら25−22で先取。続く第2セットは24−25から同点に追いつき、デュースを繰り返して大激戦となりながらも、35−33で2セットを連取した。



 しかし、第3セットを22−25で落とすと、続く第4セットも22−25で奪われ、ブラジルに追いつかれた。2−2でフルセットにもつれこんだ第5セット、日本は一度もリードを奪えずに11−15で落とし、2−3と逆転負けを喫した。



 準決勝のもう1試合はロシアが3−1で米国を下した。決勝はロシアとブラジルの対戦となり、日本は銅メダルをかけ米国との3位決定戦に臨む。


バレーボール世界選手権の第16回女子大会第10日は13日、東京・代々木第1体育館など2会場で決勝ラウンド6試合を行い、準優勝した1978年の第8回大会以来32年ぶりのメダル獲得を目指す日本(世界ランキング5位)は、準決勝で08年北京五輪金メダルのブラジル(同1位)に2−3で逆転負けした。準決勝のもう1試合は前回大会覇者のロシア(同7位)が米国(同2位)を3−1で降した。14日に行われる決勝はブラジル−ロシア、3位決定戦は日本−米国の顔合わせとなった。



 日本はサーブと粘り強いレシーブで主導権を握り、2セットを連取。しかし第3セットをカストロスパイクなどで奪い返されると、第4、5セットはブラジルの高いブロックに江畑幸子日立)や木村沙織東レ)のスパイクがはね返され、流れを取り戻せなかった。



■女子第10日 11月13日(土) 18:00〜決勝ラウンド:日程結果

日本

世界ランク5位

2

25-22

35-33

22-25

22-25

11-15

3

ブラジル

世界ランク1位