宮崎あおい清涼飲料水「爽健美茶」のプラントボトルで巨大ツリー型オブジェを制作ギネスへ挑戦

女優、宮崎あおい(24)が11日、東京・赤坂の東京ミッドタウンで、新CMキャラクターを務める清涼飲料水爽健美茶」のプラントボトル日本発売記念イベントに出席した。



 イベントでは、植物由来素材を一部使用した同ペットボトル2万9424本を使って、高さ8メートル43センチの巨大ツリーオブジェを制作し、ギネス世界記録に挑む企画を実施。



 宮崎が「ギネスに自分がこんなにかかわると思ってなかったので緊張します」とはにかみ、最後の1本を立てると、ツリーがカラフルに点滅。「ボトルで作られる最も高い彫刻」とのカテゴリーで、これまで世界記録だった高さ7メートル39センチを更新。同席したギネス認定員にギネス世界記録と認定された。



 宮崎は「すごい。すごいことですよね。おめでとうございます」と大はしゃぎ。植物から生まれた同ボトルにちなみ、癒される瞬間については「バンブー(竹)を育てていて、家の中に緑があると心が潤うし、目でも楽しめて癒される。陶芸もやっていて無になって器を作っているときにも癒されますね」と笑顔を見せ、「身近なことから地球のためになることを毎日やっていける。爽健美茶を飲むことでエコに関わっていることを自覚すると、また違うことにも関わりたくなると思うので、爽健美茶を飲んでください」とPRした。



 新CM「気づき」篇は17日から全国オンエアされる。


★宮崎 あおい(みやざき あおい、1985年11月30日 - )は、東京都出身の日本の女優。所属事務所はヒラタオフィス。身長163cm。血液型O型。趣味は写真。特技はネイルアート。夫は俳優の高岡蒼甫、俳優の宮崎将は実兄。







略歴

4歳の時、子役デビュー。CM(サントリー緑水など)や雑誌を中心に活動した。ドラマや映画にも出演していたが、名前の付かない役が多かった。役名をもらい、本格的に女優業を始めたのは1997 - 1999年頃から。

映画デビューは大林宣彦監督作品『あの、夏の日 / とんでろ、じいちゃん』(1999年)。

その後、ピチレモンモデルピチモ)として毎月レギュラーで登場して人気を得た。

2001年、映画初主演の『害虫』で、第23回ナント三大陸映画祭コンペティション門主演女優賞を受賞(映画公開は2002年)。

2002年、『EUREKA』で第16回高崎映画祭最優秀新人女優賞を受賞。

同年、BS-iの『ケータイ刑事 銭形愛』で連続テレビドラマ初主演。

2003年初舞台で主演をつとめたミュージカル星の王子さま』(演出:白井晃)で、第41回ゴールデン・アロー賞演劇新人賞受賞。

同年、アニメ魔法遣いに大切なこと』で声優初挑戦。その後も、アニメの映画やドラマ、ドキュメンタリーナレーションなど声に関わる仕事もしている。

2005年、中島美嘉ダブル主演を務めた『NANA-ナナ-』が、2005年度実写邦画観客動員数第2位、興行収入40億円の大ヒットブレイクのきっかけとなった。

2006年、NHK連続テレビ小説純情きらり』で、ヒロイン・有森桜子役を好演。お茶の間にも広く認知された。同作で第44回ゴールデン・アロー賞放送賞(ドラマ部門)を受賞。

同年10月、日韓合作の映画『初雪の恋 ヴァージンスノー』主演。京都、ソウルなどでロケを行った。

2007年6月15日、俳優の高岡蒼甫と出会いから7年で結婚した。

2008年、NHK大河ドラマ篤姫』で、主人公の篤姫を演じる。放送開始時の年齢22歳1か月は、大河ドラマの主役としては歴代最年少(それまでは『義経』の滝沢秀明の23歳9か月が最年少であった)。

2008年、Dream Power ジョン・レノン スーパーライヴ2008に出演し、「ラヴ」と「イマジン」の詩の朗読を行った。

人物・エピソード・交友関係

映画『害虫』やCMで共演し、同い年の蒼井優と仲が良く、お互いを「あおい」「優」と呼び合い、互いに励まし合っている。また、2000 - 2001年に放送された秘密倶楽部o-daiba.comおよび株式会社o-daiba.com美少女IT戦士リアルシスターズで共演した、栗山千明須藤温子ベッキー松本まりかとも仲が良い。過去に出版したフォトエッセー「the+me」では「RSZリアルシスターズの略)」が一番大切な仲間と述べていた。4人ともフォトエッセーに寄稿している。

リンゴ皮剥きが得意であり[1]、アフラックのCMの中でもその腕前を披露している。

長く「宮崎」として活動していたが、2005年1月から「宮粼」という表記に変更した。本人自身は「どちらでも特にこだわっていません。」とのこと[2]。

普段、両親からは「あいちゃん」や「あおちゃん」と呼ばれている[3]。

映画出演が多く、民放のテレビドラマ出演が少ない理由に関して「10代のころは若いだけでアイドル視される傾向があったので映画だけに出演したいというこだわりがあったが、今では、ドラマでも映画でもカットにかける時間とかはやっぱり違うし、もちろん映画が一番好きで自分のバックグラウンドなのに変わりはないけれど、(ドラマでも映画でも演技者として)伝えるものに変わりはないとわかって、そういうこだわりはなくなった」と語っている。
映画

あの、夏の日 〜とんでろ じいちゃん〜(1999年)小林玉役

淀川長治物語・神戸サイナラ(2000年)淀川富子役

sWinG maN スイングマン(2000年)水瀬双美役

EUREKA ユリイカ(2001年)ヒロイン田村梢役

害虫(2002年)主演・北サチ子役

パコダテ人(2002年)主演・日野ひかる役

富江 最終章 〜禁断の果実〜(2002年)主演・橋本登美恵役

ラヴァーズ・キス(2003年)川奈里子

ラブドガン(2004年)小諸観幸役

青い車(2004年)佐伯このみ役

理由(2004年)石田由香里役

amoretto アマレット(2004年12月25日)女子高生

いぬのえいが 「ねぇ、マリモ」(2005年)主演・美香

NANA(2005年)主演・小松奈々役

銀色の髪のアギト(2006年)主演・トゥーラ役(声の出演)

ギミー・ヘブン(2006年)路木麻里

エリ・エリ・レマ・サバクタニ(2006年1月28日)ヒロイン・ハナ

好きだ、(2006年)主演・ユウ(17歳)役

初恋(2006年)主演・みすず役

ただ、君を愛してる(2006年)ヒロイン・里中静流

海でのはなし。(2006年)主演・楓役

NARA:奈良美智との旅の記録(2007年)ナレーター

東京タワーオカンボクと、時々、オトン〜(2007年)アイドルDJ役

初雪の恋 ヴァージンスノー(2007年)ヒロイン・佐々木七重役

サッド ヴァケイション(2007年)田村梢役

陰日向に咲く(2008年)ヒロイン・鳴子/寿子役

ハブと拳骨(2008年)ヒロイン・安城杏役

闇の子供たち(2008年)ヒロイン・音羽恵子役

少年メリケンサック(2009年)主演・栗田かんな役

ディズニーネイチャー/フラミンゴに隠された地球の秘密(2009年)日本語版のナレーション

劒岳 点の記(2009年)主人公の妻・柴崎葉津よ役

ソラニン(2010年公開予定)ヒロイン・芽衣子役



出版

ビデオ・DVD

宮崎あおいColors〜(2002年1月25日発売、アートポート / ビームエンターテインメント / Fairy Smile Series)

宮崎あおい in パコダテ人(2002年2月25日発売、アートポート / ビームエンターテインメント)

moratorium(モラトリアム)(2002年11月22日発売、大映・アートポート / パイオニアLDC

OLARE(オラレ)(2003年11月6日発売、ホリプロ / ポニーキャニオン

Foto por favor(フォトポルファボール)(2003年11月6日発売、ホリプロ / ポニーキャニオン

OLARE / Foto por favor 2本組 + photo book(2003年11月6日発売、ホリプロ / ポニーキャニオン

NONFIX 京都の恋(2003年11月19日発売、ホリプロ / ポニーキャニオン / 女優ノンフィクション The Lost Treasure

書籍

フォトエッセイ集 the+me(テーマ)(2001年12月25日発売、アミューズブック、ISBN 4901714236)

フォトエッセイ集 祈り(2005年11月30日発売、ネコ・パブリッシング、ISBN 4777051218)

フォトエッセイ集 宮崎あおい&宮崎将共著 たりないピース(2006年5月11日発売、小学館、ISBN 4093637040)

フォトエッセイ集 宮崎あおい&宮崎将共著 Love,Peace & Green たりないピース2(2007年11月16日発売、小学館、ISBN 4093637121)

写真集

写真集 イクない?(2001年5月25日発売、ワニブックス、ISBN 4847026616)

写真集 少女日記(2001年12月25日発売、角川書店、ISBN 4048534505)

写真集 Happy Tail(2002年4月26日発売、ソニーマガジンズ、ISBN 4789717577)

デジタル写真Nature(2003年6月9日発売)(インターネットダウンロード型)

写真集 20TH ANNIVERSARY 光(2005年11月30日発売、ネコ・パブリッシング、ISBN 4777051226)

受賞歴

大河ドラマ篤姫』にて。



第59回ドラマアカデミー賞 主演女優賞

2009年エランドール賞 新人賞

第45回ギャラクシー賞 個人賞

連続テレビ小説純情きらり』にて。



第50回ドラマアカデミー賞 主演女優賞

第44回ゴールデンアロー賞 放送

第15回橋田賞

映画『EUREKA ユリイカ』にて。



第16回高崎映画祭 最優秀新人女優賞

第11回日本映画プロフェッショナル大賞 新人奨励賞

映画『害虫』にて。



第23回ナント三大陸映画祭 主演女優賞

第15回日刊スポーツ映画大賞 新人賞

第41回演劇新人賞受賞(星の王子さま